第2のISOブーム到来か?

最近ある雑誌を見ていると「第2のISOブーム到来か?」と書かれた
エッセイを読んだ。我々ISOで生計を立てているものにとっては非常に
興味深い内容では無かろうかと注意して内容をチエックしてみた。
まさにその内容を読み、私ももしかしたら・・・と思ったものである。

内容的にはISOはヨーロッパから1990年代に日本に上陸し、
主に輸出先がヨーロッパである大企業からISO取得が企業の必須条件
下のように取得ラッシュが始まった。(第1のISOブーム)
ISO9001品質マネジメントシステムについては、実に日本の
企業の約1%にあたる55000社が認証登録される一方、最近では
新規登録件数の伸びが悩みが顕著になり、一種のブームが過ぎ去った
かのように思われた。
ところがこういった状況下で最近チョット違ったところでは。
団塊世代がいるうちに」と言った声も聞こえてくる。
(今回のエッセイもそれと同様)
企業戦士と言われ、いわゆる団塊の世代の人たちが第1戦から
離れたとき、企業として従来から培ってきたノウハウも
この「団塊の世代」人たちの退職と共に、無くなってしまい
企業としては実に重要な問題としてクローズアップ
してきているものである。

最近叫ばれていることとして、その早急なる対策として
団塊の世代の人が培ったノウハウを文書化して残さなければ
ならない!
企業はノウハウの蓄積をはかり技術力を温存する必要があると
強く感じてきている。
その最も有効な手段としてISOが見直されてきている。
これまでのISOから、更なるレベルアップを考え、システム
が自社独自のノウハウを秘めた本格的なシステム作りを
如何に早く全社あげて取り組むことができるかが他社との
差別化を図り、今後生き残るための重要なポイントであると
思われる。
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