内部監査員について(1)

ISO規格の最も特徴となることに内部監査ということがある。
これは自分たちのシステムを自分たちでチエックするということである。
当然、そのチエックする人(内部監査員)はISOに関する知識がなければ
ならい。そのために外部機関が主催している内部監査員養成コース等を受講し
内部監査員の力量を身につけることとなる。
或いは、社内で外部講習等を受講し力量を身につけた人が教育し、内部監査員を
認定することも可能である。
このことを社内の規定に明記し、実行すればいいものである。

ここで特に注意しなければならないことは
ISOの内部監査員は必ずしも外部機関の内部監査員コースを終了していなければ
ならないと言うことではない。
ISO規格では内部監査員の決め方まで規格には書かれていない。
規格ではあくまでも自分たちで内部監査の手順を求めているのである。
ただ、内部監査員はその力量があることが、求められており、
力量をどのように付けていくかの手順等をシステムに明記していく必要がある。
その手段として、外部講習があるのであり、規格要求事項ではない