システムは嘘をつかない

ISO取得の目的には何かありますか?

主な取得目的
1.親会社からの要請
2.公共入札条件
3.お客様の信頼確保
4.会社の改善(意識改革、業務改革)
簡単にまとめると以上のような事柄が考えられます。
取得目的の積極性から考えると
1<2<3<4の順で4が最も積極的な目的と思います。
また当然取得目的が異なれば、そのための活動等が異なってきて、結果として得られる活動からシステム全体まで異なってくる。

1.2の場合は、取得することが、最大の目的であり、その結果に対してはあまり意識を
していない。またそのための労力もあまりかけず簡単に取得することを考える。
その方法としては、他社の類似システムをまねる。作業は外注へ丸投げ
なんせとればよい。
4.の場合は、会社の改善を基本的な目的としており、社内全体がISO活動に積極的
となり、システムの構築には現状の作業、行程等を考え、改善することを盛り込んだ
システム作りとなる。当然そのために社員全体がそれぞれの立場でISO活動に参画し
社内の意識も変わってくる。ただ、自分たちで色々考える必要があるため、時間的にも
負担がふえてくる。
ただ「システムは嘘はつかない」
苦労して作り上げたシステムは、やはり使いやすく成果が出やすい
逆に、苦労せずに形式的に作ったシステムは、使いにくく納得できない。
一度、今自分たちのシステムがどうか考えてみよう。
取り組んだレベルがそのシステムに現れている。