内部監査員のレベル向上に努めよう

ISOを認証してもなかなか効果が上がらない。
既に認証から6年も経過し今ではISOとは名だけで全くと言っていいほど機能していない。
ただ一部の人が維持管理し、社内では誰もISOを意識した取り組みは行っていない。
定期的な内部監査も監査報告書を作成することで、簡単にすませている。
社内では皆、極力ISOに労力をかけず、負担のならないように努めている。
又年1回の維持審査では指摘された所だけを確実に対応し、処理している。
本当に割り切ったISOであり、逆にこれも又経営に負担のかけないISOの運用の仕方かと思われるが・・・
でもこれではあまりにも残念である。
せっかく取得した素晴らしいISOのシステムをなぜ有効活用し、経営に結びつけないのか?
又その努力をしないのか?
まさに形骸化したISOそのものである。

ISOの形骸化の一つに内部監査の運用ができていない所にある
年1〜2回の内部監査が行われるが、短時間にそれも形式的な内容のみで
監査が行われ、なかなか有効な監査となっていない。
当然新たな問題も発見されず、システムの継続的改善も行われていない。
ISOはPDCAで継続的改善を行うとなっているが、それもできていない。
内部監査がなぜ、有効にできないのか?
理由はいくつも考えられる
1)内部監査員が自社のマネジメントシステムを理解していない。
2)監査の質問が表面的な部分のみで、具体的な面での監査となっていない。
3)監査員の質問のレベルが不十分(5W1H?)
4)内部を知りすぎていて質問をしにくい。
など・・など
考えれば色々出てくる。
基本的には内部監査員の力量を高めることにつきるのではないかと考える
又、内部監査員の権限も高めることもポイントになってくる。
弊社はこのようなISOの救世主をめざしていきます。