EMSとQMSの延長線上にあるCSR

国内の主たる企業は、EMS(環境マネジメントシステム)
の国際規格ISO14001に先行してQMS(品質マネジメントシステム)
の国際規格ISO9001を導入し、認証を取得していますが
いまの社会情勢を考えると品質だけでなく、環境への取り組み
も必要でという認識が広まっています。
そのため両規格を認証取得すれば、最小限の企業責任を
果たしていることになり、顧客や地域社会に受け入れられる
企業の説明ができるようになります。

この延長線上にあるのがCSR(企業の社会的責任)です。
コンプライアンス(法令順守)も含めて企業が全般的な
社会責任を果たし、社会に広く受け入れられるためには、品質
・環境だけではなく、労務・安全衛生・財務・情報など
もっと多岐に渡ったコーポレートガバナンス企業統治)が
必要で、不詳事・労働争議・事故などを起こさないように
経営リスクを管理しなければなりません。
情報開示はそれに不可欠な一要素と言えます。これからは
企業はCSRが問われるようになっていくでしょう。

尚、本内容はISO World 代表辻井浩一氏のHPの一部分
を搭載させて頂いております。